村井知事への申し入れ全文 06/11/30

平成18年11月30日

長野県知事 村井 仁 様

長野県議会会派あおぞら 代表 北山早苗

 

国会議員時代の秘書である右近謙一氏の採用に関し、反対の申し入れ

     村井知事は、自身の衆院議員時代の秘書、右近謙一氏を、県の任期付き職員として採用し、危機管理を担当に起用することを決め、12月1日付で発令の見込みと、報道されました。
     村井知事は国会議員時代の秘書3人について、就任前から任期付き職員などとして登用する意向を示していました。しかし、県議会から「側近人事につながる」と反発を受け、9月県議会前にいったん「白紙」としたものの、これまで、毎月次々に、平田太司氏、小林一巳氏と採用してきました。
     前県政においては、任期付職員の採用そのものについても、多数会派が議会の度ごとに、厳しい批判を繰り返し行ってきています。
     あおぞらとしては、人事は知事の専権事項であるため、余程のことがない限り反対はしないと考えて来ました。しかし、右近氏は国会議員時代の側近登用3人目となるわけで、このように次々に登用なさるやり方は、県民の間にも多くの疑問の声があります。また、小林氏の登用の際にあおぞらとして、側近の採用は控えるよう申し入れたにもかかわらず、今回もまた側近の登用とは、到底賛同することは出来ません。採用反対の理由は、以下の4点です。
    1. 任期付職員を公募でなく、抜擢するのなら、高度の専門性を有するべき。
    2. 度重なる側近登用は、村井知事が田中前知事批判をする中で繰り返し述べて来た、「県職員を信頼し、任せる」に反する。
    3. いっぺんに採用をしようとし批判が出たため、一度は引っ込めながら、一定期間置いた上で、なし崩し的に次々に採用するやり方は、県民を愚弄するものと思える。
    4. 自衛隊出身の右近氏に危機管理を担当させると報道されていましたが、今なぜそのような管理が必要なのか、県民に対する説明責任が果たされておらず、納得出来るものではない。

以上、どうか、右近氏の登用については採用を取りやめていただきたく、申し入れさせていただきます。